MGBF アメイジングレッドウォーリア
ビルドファイターズ産MG、MGBFにもついにというかようやくというか、BFトライからの機体が登場。
主役陣トライファイターズを差し置いてのトライ発MGBF第一弾を勝ち取ったのは、三代目メイジン・カワグチが
ビルドファイターとしての心の師イオリ・タケシへの敬意と「三代目」であることへの矜持を込めて作り上げた
真紅の闘士、アメイジングレッドウォーリア。
MGガンダムVer2.0のフレームをベースとして、新造パーツを組み込んで作られた柔軟な可動を持つ骨格に
1/100としてのマスプロ立体化としては恐らく初めてであろうレッドウォーリアのガワを装着し、MGアレンジされて
遊び心満点となった紅ウェポンを搭載した、シルエットはシンプルながらも真紅の衝撃と高いプレイバリューに満ちた
意欲的な内容となっています。
パッケージ
アニメ初登場時の降臨シーンをイメージした、神々しいイラストが据えられたパッケージ。
側面の装丁はMGBF標準のものとなっています。
また、今回もMGBFオリジナルのマーキングシールが付属。
イニシャルだとしたら大変な事になってしまう意味深なマーキングもあったりします。
PF-78-3A アメイジングレッドウォーリア
まずは標準武装となるハイパーバズーカとガンブレイド短をバックパックに装着した立ち姿から。
どちらかといえば赤龍頑駄無や麗騎士などSDガンダム界隈では頻繁に顔を出していたレッドウォーリアですが
リアル頭身かつ1/100でのマスプロ立体化はBFアレンジとは言え初めてになるのかな?
(8/31 21:20一部記載修正。コメントでの御指摘ありがとうございます)
「パーフェクトガンダム」の「3」号機で「燃え上がる」ような真紅の装甲に身を包むレッドウォーリアというチョイスは、
三代目メイジン・カワグチが使う機体としては、彼の来歴を考えると唸らせてくれるものではないかな、と勝手に考えてみたり。
可動部位は首二重・肩三重・上腕ロール・肘二重・手首三重・五指付け根・親指以外の第二指関節・
腹二重・腰二重・股関節・大腿ロール・膝二重・足首二重・爪先
シリンダーギミックや肩バーニアの接続部を組み込みつつも肩を前に突き出したり頬にくっ付く位あげられるほどに
柔軟な可動を持つ肩の構造や、ガンプラには珍しく腹に引き出しギミックが込められていたり、
腰を捻るときに邪魔にならないようリアスカートを一段下げるギミックがあったり、腰と腹を繋ぐ部分が上下スイングして
前屈や胸をそらすポーズにさらに表情を加える可動構造があったりと、胴体を中心に触ってみると
唸らずにはいられない可動性を持っています。
それだけに、可動のポテンシャルは高いものの脛装甲との干渉やシリンダーギミックが邪魔をする
足首可動が残念でなりません。
なお、指は中指・薬指・小指の根元側が一体成型となっていますが、切り離すだけで簡単に
五指独立可動させることが出来ます。
付属品は紅ウェポン一式、ハイパーナパーム、シールド・ビーム刃長短2本ずつ、○ピン連結ジョイント4個、
グリップホルダー2個、グリップ連結ジョイント2個、スタンド取付アタッチメントとなっています。
紅ウェポンはHGビルドカスタムのものから一歩踏み込んだギミックを搭載。
・ハンドガンにブレイド長短を組み込んでガンブレイドを作成。グリップは可動式。
・ショートライフルにアタッチメントを取り付けてビームライフル甲とビームガトリングを選択作成可能
・ショートライフルとビームライフル乙は合体可能。アタッチメントを取り付けた状態でもOK
・MGガンダムVer2.0流用の恩恵で追加されたハイパーナパームを、ビームライフル甲に追加組み込み可能
・○ピン連結ジョイントやグリップ連結アタッチメントを用いることで、両刃剣や連装ライフルにヘンテコ武装を組立可能
などなど、イメージ次第で遊び方の幅をいくらでも広げられるものとなっています。
本体にもギミックあり。
MG標準のコクピットハッチ開閉や装甲脱着の他、胸部およびフロントスカートのミサイルハッチ開閉、
肩部バーニアの二箇所可動、サイドスカートのハードポイント開閉のギミックを搭載しています。
胸部ミサイルハッチ開閉は、背中側にバックパックに埋まるように設置されているボタンを押すことで
ハッチを押し開いてミサイル発射口が迫り出すようになっています。
閉じる時はボタンをつまんで引いてハッチは手動で閉めるアナログ式。
スカートアーマーのスライド展開ギミックですが、スライドレールにストッパーが用意されていないので、
ギミックを何度も試してレールが摩耗すると閉じた位置で固定できなくなるのが将来の困りどころです。
付属品いろいろポージング少々。
武器の保持は手のひらにある平ピンをグリップのスリットに差し込んで指で握らせて固定する方式。
平ピンとグリップの接合は問題ないのですが、平ピンと手との接続がユルく、武器を変えようとすると
平ピンが掌から抜けてグリップ側に行ってしまう事がよくあるのが困りどころ。
ビーム刃は右前腕のビームサーベル発生器部分に取り付け。長短どちらでも取り付け可能です。
組替ギミックもある豊富な武装、柔軟な可動、装備の幅を広げるバックパックの可動アームと
弄って楽しむにはうってつけの内容となっています。
可能な限り装備を盛り込んだゴテ盛り状態で〆。
今月の頭にBBBF紅武者アメイジングも発売されておりますので、メイジンとレディのダブルカワグチと洒落込んでみるのも一興かと。
BFシリーズ発キットのリリースを牽引するHGBFから、トライ最終回に登場したカミキバーニングガンダムが
リリースされることになりましたが、時期的にもこれがBFトライからのラストリリースになるのでしょうか・・・
と、しんみりたら、とんでもない巨弾が飛んできちゃった・・・HGBFすーぱーふみながホントに来ちゃったよオイ・・・。
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